「あの・・・僕に何か、ご用ですか?」


「ヒトなんかより、この子達の方が美しいと思わない?」


タロット版・全身絵(ジャケット脱いだ所)。


【恋人達(LOVERS)】/ザイン(Zayin)
一見気弱な高校生。
魔物を愛でる危険思想の持ち主。
年齢 18歳
身長・体重 165cm、42kg
一人称
二人称 日常生活では「貴方/君」、タロットでは「君/アンタ」。
普段は大人しく丁寧な口調で話すが、タロットとしての活動時は発言の内容も口調も挑発的。
好き 動物、魔物、特にアダム
幼少時より病弱で入退院を繰り返してきたためヒトとのコミュニケーションが苦手なザインにとって、唯一の友人が動物達だった。幼い頃には特にヘビのアダムを可愛がっていたが、その事がますます周囲を気味悪がらせ、両親でさえも距離を置くようになってしまった。
そのトラウマから極度のヒト嫌いが進み、年齢を経るにつれ動物だけではなく魔物についても純粋で美しいもの、として愛でるようになった。なかでも、昔可愛がっていたヘビのアダムの遺伝子情報と魔物、ヒトを組み合わせて生み出した二代目アダムを偏愛している。
日常生活時には魔物を愛している事は隠しているが、普段から動物たちとは非常に仲が良い。
嫌い ヒト、病院やそれを連想させるもの
幼い頃に周囲の子どもから仲間はずれにされた事や両親からの愛情が薄かった事で、極度の人間嫌いに。ただし、唯一自分に優しく接してくれたジャック(サイス)だけは、「お兄ちゃん」と呼び慕っている。また、タロット加入により多少心境の変化があり、メンバーの一部には心を開いている模様(今後検討します)。
度重なる入院や今でも通院を余儀なくされている事から、病院やそれを連想させるものを嫌う。
性格 普段はとにかく気弱で大人しく振舞っているが、タロットとしての活動時は大胆不敵で人を見下したような態度をとっている。
本来のザインは、体が弱い事もあり生き物の命を大切に思う非常に優しい性格の子どもだった。今後、他の人との関係の進み方によっては本来の優しさを取り戻す・・・かも?
なお、「お兄ちゃん」ことジャックに対しては異常な執着心を見せ、ヤンデレぶりを遺憾なく発揮する。
武器・特殊能力 魔物の『召喚』
左手に埋め込まれたレクトに魔物のデータを記録したチップを挿入する事で、魔物を呼び出す事が出来る。ホログラム状の投影から、具現化に至るようなイメージで利用される。なお、一度に利用できるチップは1枚のみのため、チップを持ち歩くためのバンドを身につけている。魔物の具現化に当たってはザイン自身のエネルギーが利用されてしまうため、体力を大幅に消耗する。元々身体の弱いザインにとって、レクトの多用は命取りである。
体力・運動能力ともに大きく劣るため、武器は最悪の時に備えた護身用の折りたたみ式ナイフのみ。
動物や魔物から非常に好かれており、例え野生であっても襲われる事は滅多にない。
身体の改造状況 基本的に機械との相性が悪く、人口肺も拒絶反応を起こし移植する事ができなかった。このため、未だに肺病の発作に悩まされており、喀血してしまうことも。発作時のためのカプセル薬は手放せない。
ヨッド(隠者)がザインのために開発したレクトのみ、問題なく埋め込む事が出来た。左手に埋め込まれたレクトは甲にチップの挿入口があり、タロットにおける「恋人達」の番号であるYの文字が刻まれている。レクト使用時、発光する。日常生活ではレクトを隠すため左手のみ手袋を着用している。
最低限の生活を送るため、左目だけ義眼を入れている。本来の瞳の色はスミレ色だが、アダムの瞳と同じ金色の義眼を入れたため現在はオッドアイ。
生み出された直後のアダムが自分の鉤爪の威力が分からずにザインを抱きしめてしまった時の傷が、今も左側肩甲骨付近に残っている。皮膚移植で治す事も可能だったが、アダムから自分への愛情の証として敢えて傷跡はそのままにしている。
入隊までの経緯 裏界の中でも都心部の出身。エリートサラリーマンの父と、父への依存が過度に強い母の間に生まれた(兄弟はなし)。本名はイーヴィー・レヴィアタン(E-vy Leviathan)で愛称はイヴ。幼い頃から肺病を患い身体の弱かったザインは、7歳の時に母方の祖父母が住むジャコッティで静養することになったが、仕事第一の父と父から離れたくない母は都心の家に残ったため、寂しい生活を余儀なくされた。ジャコッティでも周囲の子ども達から孤立していたが、唯一ザインに理解を示し優しかったのがジャック。そのため、兄のように慕っていたジャックが自分に一言もなく姿を消した事に大きなショックを受け、人間不信は悪化した。
現在は、裏界都心にある全寮制の男子校に通っている。普段は大人しく優秀な生徒のように見えるが、夜になるとこっそりと寮を抜け出し、コーラル下層部で魔物の調査などを行っている。コーラル下層部の調査中にテット(力)と出会い、タロット加入を勧められた。研究の場が提供される事、新しい秩序を打ち立てる事で魔物や動物達がより幸せになれる世界を作る事を目的に、タロットに参加している。
タロット加入後、研究施設を利用してヒト・魔物・動物のキマイラであるアダムを生み出す事に成功した。
アダム(Adam)
ザインを愛する心優しきキマイラ
ザインがタロット加入後生み出す事に成功した、ヒト、蛇、魔物のキマイラ。なお、利用された蛇の遺伝子は昔飼っていた蛇のアダムのもの。その身の丈は2mを超す。普段外を出歩く時は蛇の姿でザインと行動を共にしている。
ほとんど思考能力は失われているものの、ザインを心より愛し信頼しており、ザインの言う事は絶対。言語理解能力は失われているため口を利く事は出来ないが、ザインとは意思疎通できているらしい。
生み出された直後、自らの鉤爪の威力が分からずザインを傷つけてしまった事にショックを受け、直後に自らの右手を切り落とした。そのため、現在も右手がない。義眼のために不要になったザインの左目を移植している。
ザインと各人との関係は以下のような感じ。
トランプ組
【ジョーカー】おどけたような態度が気に食わない一方で、その純粋さから今ひとつ憎めない相手。トランプ自体は敵対視しているザインだが、ジョーカーの生態には興味を持っている。
【スペード】魔物の中でも特に蛇を模したアダムを連れているため、非常に嫌われている。ザインからすると、魔物の素晴らしさを分かっていない愚かな人間の典型、と映りトランプの中でも執拗に付け回している。
【クラブ】ジャックに纏わりつく邪魔な存在としてトランプの中でも特に憎んでいる人間の一人。元より元気が有り余ってるタイプの同世代を苦手としている事も、憎悪の念に拍車を掛けている。
【ハート】ジャックを誘惑しようとしているのではないか?と邪推しており、一刻も早く消し去らなければならないと思っている。彼女の健康的な魅力も、ザインにとっては媚を売っているように映っている。
【ダイア】まだ子供、という事であまり相手にしていない。さすがにこの年齢の子供を、ジャックから引き離すために襲うのは非人道的だと思っている。
【エース】バイタリティに溢れるその姿勢は、ザインが最も苦手とするタイプ。いつかその鼻っ柱をへし折ってやりたい、と考えている。
【デュース】ジャックを兄のように慕っている事に苛立っており、女だからといって容赦すべきではないと考えている。戦闘時の態度が飄々としているので、何か企んでいるのでは?と深読みしている。
【ジャック】ザインの大切な「お兄ちゃん」。今でも本名(サイス(お兄ちゃん))で呼ぶ。慕う気持ちが大きい一方で、何も告げられずに置いて行かれた事に対する悲しみも大きい。タロットに引き込もうとしており、執拗につけ狙っている(ヤンデレストーカー)。
【クイーン】高飛車な態度が癪に障る。自分の理想を成し遂げるためには邪魔な存在の一人と認識しており、必ず消す必要があると考えている。
【キング】クイーン同様、矢鱈と自信満々な態度が気に食わない。クイーンともども、葬るべき相手としてつけ狙っている。
【スパイダー】トランプの中では害のない人間、むしろタロットに引き込めば役に立つのではないかと考えている。発言が大人びているダウトについては、少し苦手意識を持っている。
【ポーカー】その独特の口調や性格に最初は馬鹿にされているのかと憤ったが、どうやらそうではないらしい事に気付いてからはむしろ親近感を覚えている。
【カシノ】いつもどこか寂しそうなその雰囲気が気になっている。タロットの命令があれば戦闘を挑むが、どこか戦いにくい。
【フリーセル】とことん自分の個性をアピールするようなその性格が苦手。鬱陶しく思っているので、早めに消してしまいたいと考えている。
【ナポレオン】自分とジャックの過去の繋がりなどの情報も全て抑えているらしい事に警戒している。自分とジャックを引き離すつもりでは・・・と案じており、邪魔な存在と考えている(電波思考)。
警察組織
【ウーノ】普段は普通の高校生を演じきっているはずの自分の正体を見抜いているフシがあり、警戒している。よって、機会があれば真っ先に始末すべき人間と考えている。
【スキップ】ウーノと行動を共にしている事が多いため、ウーノを始末するに辺り邪魔な人物と認識している。普通の高校生を演じつつ近づき、チャンスを狙う事を計画中。
【ワイルド】淡々と敵をなぎ払う様子や戦闘能力の高さから非常に警戒している。仲間思いなその一面がいずれ彼女の弱点になるだろう、と考えている。
【リバース】その異様なビジュアル、行動に嫌悪を通り超えてやや恐怖を感じている相手。出来ればあまり手合わせしたくない、と考えている。
【オセロ】お人好しな性格が憎み切れず、なんとも相手にしづらいと感じている。体力勝負ではアダムの力で振り切る事が可能なため、出会ってしまった場合には適当にあしらい巻いている。
【チェス】おどおどとしたその態度が、昔の自分を見るようでイライラする。じわじわと追い詰め、恐怖を感じさせながら始末しようと考えている。
【ショーギ】あまりに真っ直ぐなその性格に嫌悪感を覚えている。ザインの嘘にも簡単に引っかかるため、警察側の情報かく乱に役立つのでは、と思っている。
【モノポリー】モノポリー自身に対しては、喧嘩っ早い性格を馬鹿にしているものの、連れている犬のダイスには大変興味を持っている。モノポリーの居ない時にはこっそり、ダイスに声を掛けてみたりしている。
【イーゴ】高慢な態度が気に入らない。また、レクト能力で思考を読み取られる事を恐れているため、早々に始末してしまいたい相手の一人。
【クロスワード】どこか影がある様子が気には掛かっているが、口癖がとにかく耳障りという事と、予想外に戦闘能力が高い事への懸念から出会った際には仕留めてしまおうと考えている。
【ロジック】
【ジグソー】タロット対策本部と言いながらあまり協力的な様子ではないため、放っておいても害はなく、むしろパズルの組織内かく乱に使えないものか考えている。
バーチャルファイト審査員
【ジェンガ】彼女自身に恨みはないものの、その瞳や生い立ちの特殊性に学術的興味を示している。世界の目を盗んで調査する機会がないか探っている。
ディーラー
【ローゼル】保留
タロット
【愚者】タロットの活動自体にはあまり興味のないザインにとっては、特段の思い入れもない相手(現段階においては)。ただし、世界の秘密に関連する人物のようだ、という事で純粋な興味は持っている。
【魔術師】あまりに気が弱いので、話していて驚く事が多い。また、ザインが連れている魔物にいつまで経っても驚くので、その怯える様子が面白くたまにからかっている。
【女教皇】
【女帝】母性を感じさせる所が苦手な相手。好意からとはいえ時折説教じみた話をされる事も居心地悪く感じており、極力顔を合わせないようにしている。
【皇帝】矢鱈と世話を焼いてくる所が最初は苦手だったものの、今は荒っぽいながらも自分を気にかけてくれているらしい所に心を許している。子供扱いされる事に対して表向きは怒っては見せるが、心の底では嬉しく思っている。
【教皇】どうにも掴みどころがない人物として苦手にしている。ザインの反抗的な態度を咎められる事も多い一方、魔物に対する興味については共感できる部分もあり、複雑な心境。たまに研究室に乱入してくる事に対しては困っている。
【戦車/チャリオット】そもそもレクトウィルスが何なのか完全に把握していないため、その効果も含め疑念を抱いておりチャリオットの事も警戒している。副作用的な兆候が見られないかについて、密かに監視している。
【力】タロット加入のきっかけとなった人物であり、またその独特の雰囲気、風貌から興味を惹かれている。テットがどのようにコーラルを扱うつもりなのかについて警戒する一方で、できれば敵対したくないと常々思っている。
【隠者】ザインのレクトの開発者であるだけではなく、その明るい性格に救われる事も多く、密かに慕っている。どこかジャックを思い出させるその風貌も、ザインが心を許す理由の一つかもしれない。タロットの中で、数少ない信頼できる人物と考えている。
【運命の輪】矢鱈と高いテンションや屈託のない明るさが苦手な相手。ノリの軽さから適当な人間、と思っている。精神的に未熟なザインは、彼の心の奥底に身内を思う強い気持ちがある事にまだ気付けずにいる。
【正義】常に理路整然、規律を乱す者に対し淡々と諭し咎めるその態度が非常に苦手な相手。アダムをそのままの姿で連れ歩く事を注意される事もしばしばで、わざと反抗的な態度を取ることも。
【吊るされた男】いつでも笑顔で何を考えているのかが分からず、身内とはいえやや恐れている。以前にザインが研究用に連れてきた魔物を試し斬りされてしまった事があり、以来警戒している。
【死神】
【節制】どこか世捨て人のような悟りきった性格に好感を抱いている。たまに訪れて、とりとめもない昔話を聞く事が楽しみの一つになりつつある。
【悪魔】年齢が近いこと、また自分の目的以外の事について基本的に無関心な所は共感できるため気が合いそう、と思ってはいるものの、お互いが無関心であるが故に距離が縮まらない相手。
【塔】
【星】「教師」という職業に対し苦手意識を持っているザインにとっては接しにくい相手。反発する事もあるものの、彼女の砕けた物言いには好感を覚えている。
【月】
【太陽】
【審判】知的な言動や振る舞いに尊敬の念を寄せている一方で近寄りがたい雰囲気を感じている。話しかけようとして避けられた事があり(魔物を連れていたため)、自分は嫌われているのでは、と誤解している。
【世界】浮世離れしたその思想、カリスマ性に惹かれてはいるものの、決して絶対の存在とは思っていない。あくまでもザインの理想を手にするための場所を提供している人物、との認識(現状では)。

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